2013年11月7日木曜日

消費税




ニュースなどで目にしていると思いますが、
今回の消費税率アップは、変則的(2段階)にアップしてきます。

まずは来年4月に5%から8%へ。
その翌年(平成27年)の10月には、さらに8%から10%に上がります。

と言うことは、私たちサロンはシステムや料金を2回変えなければなりません。
メニュー表からチラシ、看板に至るまで料金が表記されているもの全て直さなければなりません。

そもそも消費税の税率アップは、国の税収確保のために行われるわけですが、
その財源が何に充てられるかというと、それは社会保障なのです。

今回の改正は「税と社会保障の一体改革」の枠組みの中で実施されているということです。

そして今後、理美容業界で問題となってくることが、社会保険制度への加入率の低さです。

消費税改正の裏では社会保険料の料率も年々上昇しており、
企業の負担額は大きくなってきているのが現状です。

さらに消費税が10%に上がるころには、
マイナンバー制度(国民一人ひとりに固有の番号を割り当て、徴税と社会保障給付に活用する制度)も
開始される予定になっていますので、理美容業界の社会保険制度の未加入問題も大きくとり糺されてくると思います。

加入により会社負担分と、これまで以上に厳しい経営状況になるとは思いますが、
まずは、従業員が安心して美容の仕事に携われることが大切です。


少し真面目なお話になりましたが、10人の社員を守るということは、30人(家族など)の生活を守るということです。
これは、私や会社が守るわけでなく、守れる企業を私たち従業員が作るのです。

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